訪問美容の働き方は?給料や必要な資格など詳しく解説!

2023.06.07

はじめに

訪問美容の働き方は、美容師としてのスキルを活かして、お客様の自宅や介護施設を訪れてサービスを提供するものです。ここでは、訪問美容師として働く上で知っておくべき給料や必要な資格、さらには働き方やキャリアアップの方法などを詳しく解説していきます。

独立して自分らしい働き方を求める人には魅力的な職種であり、地域社会に貢献しながら自分のペースで働けるのが大きな魅力です。しかし、訪問美容師にはデメリットも存在します。経営や集客の課題に直面したり、責任の重さを感じることがあります。それでも、この働き方に魅力を感じる方はたくさんいらっしゃいます。コミュニケーション能力が高く、自分で働き方をデザインしたいと考える人や、地域社会に貢献したいという想いのある人には特に向いています。

本記事では、訪問美容師の働き方に関する様々な観点から、給与や資格、転職や勤務時間の柔軟性、そしてメリットやデメリットについても触れていきます。これから訪問美容師になろうと考えている方や、すでに訪問美容師として活躍している方にも役立つ情報が満載です。訪問美容師としての道を歩む際の参考にしていただければ幸いです。
今回の記事で、あなたの美容師としてのキャリアがさらに充実したものになることを願っています。

訪問美容師の魅力

訪問美容師の魅力は、独立して働く自由さや働き方の多様性、そして地域社会への貢献などが挙げられます。この章では、訪問美容師として働く上で感じられる魅力を3つの視点から詳しく解説していきます。

独立して働く自由さ

訪問美容師は、自宅やサロンにこだわらず、顧客の都合に合わせて出張して美容サービスを提供するスタイルの美容師です。
独立して働くことは自分自身のビジネスを立ち上げる問いことでもあり、自分のアイデアやビジョンに基づいてビジネスを運営することができます。また、自分のスケジュールを自由に調整できるため、プライベートとの両立もしやすくなります。
独立することで、自分自身で価格設定を行うことができ、自分のサービスに見合った価格を設定することができます。

働き方の多様性

訪問美容師は、自分のビジネスを自分のやり方で運営することができるため、働き方に多様性があります。
自分自身のスタイルを確立できるため、自分自身が得意とする分野に特化したサービスを提供することができます。例えば、ヘアカットやカラーリングに特化している美容師や、ウェディングヘアメイクに特化している美容師など、自分の得意分野に特化した美容師が多数存在しています。

また、時間や場所に縛られずに働くことができるため、自分自身のスケジュールに合わせて働くことができます。例えば、主婦や子育て中の女性が、家事や子育ての合間に働くことができるため、自分自身のライフスタイルに合わせた働き方ができる点が魅力的です。さらに、クライアントに合わせて自分自身のスケジュールを調整することができるため、フレキシブルな働き方ができます。例えば、急な予定変更や時間変更に対応することができるため、顧客にとって非常に利便性の高いサービスを提供することができます。

自分自身の得意分野に特化したサービスを提供することや、自分自身のスケジュールに合わせて働くことができるため、自分自身のライフスタイルに合わせた働き方ができる点が魅力的です。

地域社会への貢献

訪問美容師は、地域社会への貢献が期待される職種の一つです。

訪問美容師は、高齢者や身体障害者など、外出が困難な方に美容サービスを提供することができます。このような方々は、外出が困難であるため、美容サービスを受けることができず、自分自身の外見のケアができない場合があります。訪問美容師が自宅や施設に出向いて美容サービスを提供することで、生活の質を向上させることができます。

また、地域のイベントや施設での美容イベントなど、地域のイベントに積極的に参加することで地域住民との交流を促進し、地域のコミュニティを形成することができます。
地域の美容サロンや美容師と協力して、地域の美容業界を活性化させることができます。地域の美容業界が活性化することで、地域経済の発展につながります。

高齢者や身体障害者に美容サービスを提供することで、生活の質を向上させることができるほか、地域のイベントに参加することで、地域のコミュニティを形成することができます。さらに、地域の美容業界の活性化に貢献することで、地域経済の発展につながります。

給与について

この章では訪問美容師の給与面について解説していきます。
訪問美容師は、スキルや経験、勤務地、雇用形態などによって大きく異なりますので参考になれば幸いです。

訪問美容師の平均給与

訪問美容師の平均給与は、スキルや経験、勤務地、雇用形態によって異なりますが、大まかには以下のような傾向があります。

・フリーランスの訪問美容師
フリーランスの訪問美容師は、独立して働くため、収入に大きな差があります。自分自身で価格設定を行うため、サービスの提供内容や提供エリアによって給与が変動します。しかし、リピーターや口コミで集客することができれば、高収入を得ることができる場合があります。

・訪問美容サービスを提供する企業の雇われ美容師
訪問美容サービスを提供する企業の雇われ美容師は、月給や時給制の給与形態が一般的です。勤務地や経験によって、平均給与は25万円から35万円程度です。

・フランチャイズチェーンの訪問美容師
フランチャイズチェーンの訪問美容師は、独立して働くことができないため、月給制の給与形態が一般的です。勤務地や経験によって、平均給与は25万円から30万円程度です。

訪問美容師の給与は、自由な働き方や収入アップのチャンスがある反面、自己責任が求められます。自分自身で価格設定を行うことができるフリーランス美容師は、努力次第で高収入を得ることができますが、反面、収入が安定しないリスクもあります。雇われ美容師は、安定した収入を得られる反面、自分自身で価格設定を行うことができないため、給与の上昇が限られていることがあります。

独立後の収入事例

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必要な資格とスキル

訪問美容師として活動するためにはどのような資格やスキルが必要なのでしょうか?
この章では訪問美容師として成功するために必要な資格と重要なスキルを解説していきます。

訪問美容師になるための資格

訪問美容師になるために必須なものは美容師免許です。美容師免許は、厚生労働省が定める指定講習を受け、試験に合格することで取得することができます。美容師免許は、理容師免許と同様に、刈り上げやひげそりなど、男性向けの美容サービスを提供することもできます。

訪問美容師には、以下のような資格があると有利です。

・介護福祉士
訪問美容師は、高齢者や身体障害者など、健康状態が悪い方に対して美容サービスを提供することがあります。介護福祉士の資格を持っていると、クライアントの健康状態や生活習慣などを理解し、適切なサービス提供ができます。

・リフレクソロジー検定
訪問美容師は、リフレクソロジーを活用して、クライアントの健康状態や美容効果を高めることがあります。リフレクソロジー検定を取得することで、より高度なリフレクソロジーの知識や技術を身につけ、クライアントに対してより質の高いサービスを提供することができます。

訪問美容師になるためには、美容師免許は必須ですが、上記のような資格を取得することで、より幅広いサービス提供が可能となり、クライアントからの信頼度も高まることでしょう。

重要なスキルとは?

訪問美容師になるために重要なスキルは、以下のようなものが挙げられます。

・技術力
自宅や施設、ホテルなど、様々な場所で美容サービスを提供するため、技術力が求められます。髪型やヘアスタイル、メイクアップ、ネイルなど、多彩なスキルを身に付けることが必要です。

・コミュニケーション能力
クライアントとのコミュニケーションが重要となります。クライアントの要望や希望に合わせたサービス提供が求められるため、コミュニケーション能力が必要です。

・時間管理能力
予約を受けた時間にクライアントのもとに訪問する必要があります。そのため、時間管理能力が求められます。

・配慮や思いやり
高齢者や身体障害者など、健康状態が悪い方に対して美容サービスを提供することがあります。そのため、配慮や思いやりを持って、クライアントに寄り添ったサービス提供が求められます。

・ビジネススキル
自営業者として活動する場合が多いため、ビジネススキルも必要とされます。集客や営業など、ビジネスに必要なスキルを身に付けることが求められます。

訪問美容師になるためには、技術力をはじめとする様々なスキルが必要とされます。クライアントとのコミュニケーションを大切にし、時間管理や配慮、ビジネススキルを身に付け、幅広いスキルを持って活躍することができるようになります。

訪問美容師のメリット、デメリット

この章では訪問美容師のメリットとデメリットを解説していきます。

メリット

・自分のスタイルで働ける
自分のスタイルで働くことができます。自分の得意なスキルや、クライアントとの相性に合わせて、サービス提供を行うことができます。

・クライアントとのコミュニケーションが充実
クライアントとの距離が近く、直接コミュニケーションを取ることができます。クライアントの希望や要望をしっかりと聞き、細かいところまで配慮したサービス提供ができます。

・フレキシブルな働き方が可能
自宅や施設、ホテルなど、様々な場所で美容サービスを提供するため、フレキシブルな働き方ができます。また、自営業者として活動する場合が多いため、自分のスケジュールに合わせた働き方ができます。

・地域に密着した活動ができる
地域に密着した活動ができます。地域の高齢者や身体障害者など、健康状態が悪い方に対して、美容サービスを提供することで、地域に貢献することができます。

・収入アップのチャンスがある
自営業者として活動する場合が多く、収入アップのチャンスがあります。自分のスキルを活かし、集客やビジネススキルを身に付けることで、より高収入を得ることができます。

訪問美容師には、自分のスタイルで働けることや、クライアントとのコミュニケーションが充実することなど、様々なメリットがあります。自分のスキルを活かし、地域に貢献しながら、自分自身の成長や収入アップのチャンスをつかむことができます。

デメリット

訪問美容師には、以下のようなデメリットもあります。

・移動時間や移動費用がかかる
自宅や施設、ホテルなど、様々な場所に移動して美容サービスを提供するため、移動時間や移動費用がかかります。特に、訪問先が遠距離になると、移動による疲労やストレスが生じる場合があります。

・移動中の荷物や機材の持ち運びが大変
自宅や施設、ホテルなど、様々な場所に移動して美容サービスを提供するため、荷物や機材を持ち運ぶ必要があります。大きな荷物や重い機材を持ち運ぶことが多いため、身体への負担が大きい場合があります。

・孤独な作業になりがち
移動先での作業が多いため、孤独な作業になりがちです。クライアントとのコミュニケーションが充実している場合もあるものの、一人での移動や作業が多いため、ストレスや孤独感を感じる場合があります。

・クライアントの要望に応えることが求められる
クライアントとのコミュニケーションが重要となります。クライアントの要望に合わせたサービス提供が求められるため、クライアントとの相性や要望に合わせたサービス提供が求められます。

・収入の不安定性がある
自営業者として活動する場合が多いため、収入の不安定性がある場合があります。クライアントの依頼状況や季節性、競合環境などによって、収入が変動する場合があるため、収入面での不安が生じる場合があります。

訪問美容師には、移動時間や移動費用がかかることや、荷物や機材の持ち運びが大変なこと、孤独な作業になりがちなこと、クライアントの要望に応えることが求められること、収入の不安定性があることなど、デメリットも存在します。しかし、これらの問題点に対しては、自己管理や改善策を行うことで解決することができます。例えば、移動費用を抑えるために、訪問先を効率的にまわるルートを考える、荷物や機材を軽量化するなどの対策を取ることができます。また、クライアントとのコミュニケーションを深めるために、サービス提供前にカウンセリングを行うなどの工夫もできます。

さらに、収入の不安定性に関しても、集客やマーケティング、ビジネススキルの向上など、自分自身のスキルアップに取り組むことで、収入を安定させることができます。また、他の美容師とのコラボレーションや、複数のクライアントを抱えることで、収入源の多様化を図ることもできます。

訪問美容師にはデメリットもありますが、それらに対して対策を考えることで、メリットを享受しながら、充実した美容師としてのキャリアを築くことができます。

おわりに

いつか独立したいけれど、経営が成り立つか不安がある方の選択肢として、訪問理美容との両立が挙げられます。
2つの収益源を持つことでリスクを分散しつつ、年収アップを目指すことが可能です。

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この記事を書いた人
有限会社ディ・アイ・シー

会社案内 昭和61年にヘアーサロンアダムを開業、1年後に出張理美容サービスを開始。7年後にはビューティーサロン「イヴ」を開店とともに、在宅向け出張理美容「アダム&イヴ」を開業。 現在、50施設以上に出張しており、月間約1700人、年間約2万人の調髪をおこなっています。