【動画解説】1人でサロンと毎月80人以上の在宅訪問をこなす訪問美容師に色々聞いてみた

2023.10.11

今回は、YouTubeで公開をしている「1人でサロンと毎月80人以上の在宅訪問をこなす訪問美容師に色々聞いてみた」
を記事化したものになっています。
YouTubeで分かりやすく解説していますので、YouTubeを見ていただくのももちろんですが、
動画内の会話を記事化していますので、ぜひごご覧ください!

社長来ましたねはるばる。

 

土田さん:ようこそ。

 

社長:もっと丸い人かと思ってたら、全然太ってないんですね。

 

土田さん:いやいや、太ってますよとってますよ。

 

社長:私はコロナで4キロ太ってやばいなって思いながら。コロナ太りますよね。

4キロ痩せないんだよどうしたもんかね(笑)

みんなとこうやって会えてよかった。

 

土田さん:遠い所へようこそ。

 

部長:大阪までやって来ました。ご存じの方もいるかもしれないですけど、Instagramとかを見ている方は意外と知ってるかもしれないですけど、毎度Instagramでエアクリッパー出していただいてありがとうございます。

 

社長:ありがとうございます。

 

部長:大阪の土田さんですね。 

ずっと結構前からエアクリッパーを使っていただいてますよね。

 

土田さん:そうですね。もう2年になるなあ。

 

社長:何で見つけたんですか?

 

土田さん:ネットで。確かYouTubeだったかな。YouTubeだったと思う。一番最初にでたのが。これやと思ってすぐ。

 

社長:そうだったんですか?

 

部長:YouTubeやってよかった。

 

社長:良かったね。

こんなおばさんどうすんだって言いながら(笑)

 

部長:エアクリッパー協会も参加していただいて、多分毎月オンライン勉強会にも来ていただいてむしろこっちの方が勉強になってる。結構参考になるところも多いので。

 

社長:来てみてもっと参考になったよ。来たらもっと参考になってね、やっぱすごいなって。

部長:最近ちょっと噂によると調子がいいそうで。

 

土田さん:一時やっぱり大きなところが、ポンっと飛んだのがあったので、ちょっと小さくなってたんですけど、また今大きくなりました(笑)。

 

部長:これ、詳しい話を聞かせてもらおうかなと。

 

≪在宅訪問理美容のやり方≫

 

部長:今は在宅がいかれてるのが多いんですかね?

 

土田さん:そうですね在宅が多いですね。在宅と病院が多かったんですよ元々。

 

部長:在宅はどのくらい行かれてる?

 

土田さん:在宅で月70〜80くらいは行ってるかな。今日午前中で4件行ってるんで、1日4件くらいは絶対スムーズに行けます。それとお店で2人ほど今日もしたので。それぐらいは余裕で行けます。

 

部長:サロンと両立して在宅も4件。1人でサロンされてる?

 

土田さん:そうです。外にも1人で行ってます。

 

社長:すごいよね。

 

土田さん:やろうと思えばできます。

 

社長:やろうとは思わないからやらない。

 

土田さん:何でもやろうと思えばできますよ。

 

社長:値段ってどうするんですか?やっぱりある程度は、、、出張費もあって

 

土田さん:だからもう自分で決めた値段は押します。

 

社長:そうですね。

 

土田さん:だからそれでいいですって言われればいいです。

 

社長:それ絶対良いかもしれん。

 

土田さん:この値段ですけども、これは今後のための値段なんでよろしくお願いします。 

10月に入ると消費税をいただきますので、もう1つよろしくお願いします。

それまではこれですけどもっていうことでしてます。 

 

部長:在宅の料金は今いくらなんですか?

 

土田さん:在宅の料金は日に日にちょっとずつ考え方が変わってきて、お家に行くことで全て込みにて5,000円してます。それでないと多分しんどくて回らないです。

 

社長:絶対そう思います。よかった。大変なんですよね。

 

土田さん:そうですね。エアクリッパーを使えればいいんですけど、やっぱりお家に行って1人をちゃんとしてやって、手で切ってあげるのが1番ベストですよ。 

だから、それも考えて5,000円でお願いします。

 

部長:結構この辺は大阪だと値切られたりするんですか?

 

土田さん:値切られますよ。先週もケアマネさんから連絡があって、大阪の南の方、泉北の方なんですけど、切っていただけますかって言われて。いいですよ。お値段5,000円ですって言ったら、その分電話がかかってこなくなりました。。

だからやっぱ高かったんでしょうね。

でも高い割には高いわだけのあれがあるっていうことを多分後で知ると思います。

 

社長:それはそうです。

 

土田さん:だからエアクリッパーで別途カットした後でも、僕に言って良かったなって思ってくれると思ってるんで、だから増えてきたんだと思います。

 

部長:他の業者さんだと、この辺もちょっと安いんですか?

 

土田さん:いや、わからないです。もうその辺はもう探り探りで。多分安いでしょうね。 

エアクリッパーは使ってないでしょうけど安いでしょ。 

ただ、後始末が大変だっていうことは、ケアマネさんとかヘルパーさんなり看護師さんから

あの後大変なのよねっていうのは聞きます。でも僕が言った後は「ええっ!?もう終わったの」綺麗ねっていうぐらいにはなってます。だからそれはやっぱり言えることかなと思います。

 

部長:聞いてみたいのが、1人でサロンと訪問も1人ですよね?

 

土田さん:そうです。

 

部長:これ、どうやって両立してるのかなと。

 

土田さん:自分でスケジュールを立てるだけの話で。

 

部長:結構美容師さんの悩みでサロンと訪問の両立が難しい。

 

土田さん:だからそれはもう、自分で割り切らないと。要するに自分でスケジュールを1週間なり2週間前に立てている間に電話がかかってきたら、空いてるところに入れていくだけです。 

じゃあ、この時間空いてますから入れましょうか?どうしますかっていうのと、それから、自分で営業していって、1ヶ月に1回の人2ヶ月に1回の人3ヶ月に1回の人と、いろんな人がパソコンに全部入ってるので、それを見ながらもうそろそろ連絡をしないといけないっていうのがザーッと出てくるわけです。それを毎日電話するんです。 

部長:こちらから?

 

土田さん:こちらから連絡する。電話しないとお年寄りって忘れてる。家族も忘れてる。そろそろ伸びたかなぐらいの程度しかわかんないんです。だから、そういうのをこちらからちゃんと、そろそろ2か月ですがどうしますか?

来週にしますか、再来週にしますか、今週にしますかっていうのを聞いて、じゃあうちはこの日はこんだけ空いてるのでどうします?っていうのをスケジュールのマッチングしていって、どんどん入れていく。 

そうすると1週間がピタっと埋まってしまう。

 

社長:無駄がない。今の若者みたいだ。

 

土田さん:そういう風にしないと、5時以降はゆっくりできない。

 

部長:5時には終わる?

 

土田さん:5時には終わります。

 

部長:毎日仕事されてる?

 

土田さん:毎日仕事しています。

 

部長:休みなし?

 

土田さん:休みなしです。

 

部長:でも5時には終わる?

 

土田さん:5時には終わります。

その代り朝7時ぐらいから動いてますから、ここ来て用意してみたいなこともちゃんとしなといけないし、カミさんも全部しないといけないし、おトイレ掃除もしないといけないし、玄関も全部掃除しないといけないしそれ全部1人でするんで、朝7時ぐらいからきます。その代わりに5時になったらもうピタッと。

 

社長:もうルーティンが決まってるからそうしないといけないんですね。

 

土田さん:そうしないと自分が動けないんです。

 

部長:自分から(電話)かけていって、予定を詰めていくってのはいいですね。

 

土田さん:そうしないとダメです。絶対に仕事は続かないです。 

空いた時間に何するかっていうのを考えて動かないといけないので、この空いてる時間誰かいないかなってパソコン見れば、この人電話してないやんは必ずいるんですよ。

 

社長:ちゃんとついてる、ここだここだってね。パソコンがピカーンと光るんですよ。

 

土田さん:次いったらつぎはいつっていうのが大体予定で入れていくんで、その人の生活も全部わかるし、家族のあれも全部わかってるので、早く言ってもオッケーもらえるような人、遅くなったら怒られるような人って全部わかってるので、そういうのは全部自分で把握しながら電話するので、意外ともうスムーズに。 

まだ早いっていう人も中にはいてますけど。早いけどね日にちが取れないですよって、じゃあ入れてって(笑)

やっぱりそうやって仕事っていうのは自分で取らないと、じっとしててもお客さんは来ないです。

 

部長:結構サロンでやってる人も訪問でやってる人も、依頼を待つ人が多いと思うんですが。

 

土田さん:待ってたんじゃお客さん来ないです。そんな大名な仕事をしてたらダメです。こちらは商人ですから。

 

社長:さすが大阪だな。

 

土田さん:商人ですから、自分から売りに行かないと。

 

社長:私もそう思う。

 

土田さん:やっぱりちゃんとひな形パソコンのやつを府立大学の学生に作ってもらって、今日の日にち入れたら、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後っていう日にちがダーッと出てくるんですね。その横に予定の日にちを入れとけば、 電話する日にちを入れとけば完璧です。

 

社長:すごいね。それはすごいですね。

 

土田さん:ただ、亡くなってる人もいてますけど。電話したらこの間来てもらった後に亡くなったっていう人も中にはいてますよね。

 

社長:でも、逆に言えばこれからどんどん増えていくからね。埋まっていくのはもう目に見えるわけだから。

 

土田さん:その中で電話しても連絡がつかないっていう人も中にはいます。やっぱりそういう人は絶対出てきますんで。だからたくさんそういうのは持っとかないと。それが武器ですから。

 

社長:やっぱりいつも言ってるように、自分のお客さんの顧客じゃないけどいきなり知らないとこ行くっていうのはね違うんだよね。まず自分のとこにある武器でネタがあるんだからネタを上手にね。

 

土田さん:そうですね。やっぱりそれは上手に自分が持ってる顧客っていうのは大事に大事にしていかないと。

 

社長:そうだよね。飯のタネだからね。

 

土田さん:コロナでこっちがダメでもこっち側いけてたっていうのはそういうところです。 

もう施設が全部アウトになって。でも在宅だとずっといけてたので、それはものすごくありがたいことですよね。 これ両方してなかったら多分もう店閉めてた。

 

部長:このサロン休んじゃうとその間にお客さん来ちゃったら、、、

 

土田さん:来ないから大丈夫です。

 

部長:皆さん思っちゃう。

 

土田さん:もちろん来ないです。うちには来ないです。だから連絡してこないと入れないんです。 

 

社長:だから入りたくなるお店なの。そういう風にしないといけない。ここはやってるんだけど、、、

 

土田さん:外から見てもわからない。

 

社長:周りの人はあそこいつも暇だから大丈夫なのかなって思うぐらいが丁度いい。

 

土田さん:いつも言われる。いつもいてないな・・・じゃあ電話頂戴って。電話をもらったらいつでもおるよって。

 

社長:そうするとお客さんってねやっぱ行きたくなるしどうなんだろうとかね。 

やっぱりそういう風に持ってくのもやっぱり自分の仕事の価値を上げていく。

 

土田さん:それは言えますね。

 

社長:いつでも出来るお店だといつでも来ないから。お客さんの都合で来るようになると、開けて待ってるようになっちゃうの。それは時間の無駄だから。やっぱり自分でそこ言ったように埋めてくっていうかな。そのためのデータ。

 

土田さん:データは全部用意しないといけない。

 

社長:みんな仕事取れないんですけどとかなんとかってのはもう甘いと思う。

 

土田さん:仕事は自分で取らないと。どんな仕事でも掃除するのも1つの仕事ですから。それも自分から進んでやらないと絶対にできないことなんで。

 

社長:でももういいですね。やっぱり1つから稼ぐんじゃなくてやっぱり稼ぎ方を分けるってのは絶対ですよね。

 

土田さん:そうですよね。

 

社長:稼げる時の道っていうのかな1つじゃなくて。私たちの業界にとってちょっと下手くそなんだと思う。 ここじゃないとダメとか、これじゃないと稼げないとかこだわりが多い。どこでも稼げる、何でも稼げちゃう、何でもできる。

 

土田さん:そうですね。

 

≪訪問美容の集客≫

部長:ちなみに今こうやって集客とかって、どこからどうされてるんですか?

 

土田さん:集客はもうほぼほぼ毎日ケアマネさんからの連絡があったり、本人さんからの連絡があったり、それと僕が営業してかけてるのがあったりっていうのをどんどんスケジューリングして埋めていってるだけの話。

 

部長:一応(新規開拓)営業もかけられる?

 

土田さん:営業なんかしないです。

 

部長:ほとんど紹介とか。

 

土田さん:そうそう。紹介。

 

社長:ここまで来るには、、、

 

土田さん:ここまで来るには大変だったんですよ。やっぱり色々大変な。

 

社長:どこかではやっぱり苦労しないとね。

 

土田さん:ようやく今何もしなくてもお客さんが毎日予約の電話が入ってくるっていうのはある。

 

部長:ある程度の土台があればあとは、、、

 

土田さん:やっぱりそんなにあぐらをかいてたんじゃダメで、何か次の手を考えていかないとダメはダメですよね。

 

部長:ブログとinstagramもずっと更新されてすごいなと思います。

 

土田さん:それもやっぱ1日のルーティンですよね。たまにありますよ。あっ忘れてた・・・昨日書いたのに送信するの忘れてたっていうのいっぱいありますよ。

 

社長:でもすごいなって。やっぱその努力の中にものが乗っかってくるっていうね。 

でもそれって今ってすごくいい時代だと思う。

 

土田さん:昔なんてInstagramも何もない時代で

 

社長:電話だって固定電話とか、そこからじっと待ってなきゃいけないんだもん。

 

土田さん:今なんてどこにいても連絡が通じる。

 

社長:今稼げないっていうのはおかしいんだよね。

 

土田さん:仕事がないっていうのがおかしくて、仕事は自分で取らないと絶対与えてくれないですからね。サラリーマンじゃないので。

 

部長:多分こうやって訪問美容始めて集客しようと思ったら、なかなかこう営業行ってもなかなか取れなくて、広告出したりとかチラシまいたりとかするんですよね。

 

社長:笑っちゃった。

 

土田さん:今の時代でねどうするのかなって考えた時に、初めてするような人はやっぱりInstagramと、それからやっぱりこまめにケアマネジャーさんを回ることでしょうね。ケアマネジャーさんの信用を得ることだと思います。

ケアマネさんからの信用がなかったら、絶対仕事は回ってこないと思う。そのためには1回自分がやってるところをケアマネさんに見せる。自分の仕事はこんなんですよって、こんなにちゃんとしてますよ、丁寧にしますよっていうのを見せる。それが1番ベストだと思う。

そこから そのケアマネさんがどれだけ発信してくれるか。知り合いのケアマネさんにこんな人おってんけど、もしよかったらって言ってくれるケアマネさんがいればいいですけど、言ってくれない人もおるし。

 

部長:個人的にケアマネさんとつながって、、、

 

土田さん:そうそうそう。だから僕は1人ずつケアマネさんのところで話して、僕がやってるところを全部ケアマネさんに見せてやったのですが、今はずっと繋がってる。なんかあったら電話してくれます。

 

社長:信用だよね。まして今、個人宅に入ってくるってやっぱりね、、、

 

土田さん:ものすごく大変ですから。

 

社長:やっぱ厳しいね。変な話やっぱり強盗とか色んなのが多いとね狙われるからこそ、やっぱりきちっと信用を持ってるかどうかだと思うよ。だからすごくしやすい時代には来てるんだけど、逆に言えば自分っていう信用をしっかりと持っておかないと。

 

土田さん:信用がめちゃめちゃ大事やと思います。特に今調子に乗ってる時はね、仕事もねサササっと終わらしてしまうあれがあるんですけど、そういう時こそパッと誰かが見てるそうな時は丁寧な仕事をするんですよ。

丁寧に仕事するんですよ。それを見せるとこの人めちゃめちゃ丁寧にしてくれるん。早いやん綺麗やんって思ってくれるかどうかっていうのはね、やっぱりねその人に見せないと。普段やってても見てくれてなかったら意味がないですから。見てくれる時はもう1つ丁寧にしてかっこよくしてあげると。

 

社長:いつも私が言ってるこの言葉そのまんま。

 

土田さん:病院なんか行ったらヘルパーさんが連れてくるんだから、そのヘルパーさんがパッと見てて目があった時には、こここうやからこうしておきますね。どうですか?可愛くなったでしょう~って。可愛くなったよって皆で言ってくれる。

 

部長:アピールが大事?

 

土田さん:アピールが大事ですよ。めっちゃアピールが大事ですよ。

 

社長:本人も褒められて嬉しいしね。褒められるときないからおばあちゃん本人もね。おじいちゃんも良い男なんて誰も言わないから。

 

土田さん:中には押さえつけて今押さえつけますから、今からお願いしますって3人がかりでヘルパーさんで押さえつけて、看護師さんがどうぞって言った時に1分で坊主にするとかそんなもんあるしね。

 

≪介護の知識・技術≫

 

部長:土田さんって介護の資格は初任者研修ですか?

 

土田さん:違います。ヘルパー2級です。

 

部長:昔でいうヘルパー2級

 

土田さん:初任者研修っていうんですね今は。初任者研修ですね。

 

部長:何年前ぐらいに取られて?

 

土田さん:何年前ですかね、10年ぐらい前ですか。やっぱり必要かなと。施設とかそういうところで仕事を増やすんだったら持っといた方が良かったかなっていうので取ったんですよね。

 

部長:施設とか在宅行っても全部介助とかも自分でされてる

 

土田さん:はい、します。ヘルパーさんが忙しい時に全部僕がしてるんで、ものすごく助かっているはずです(笑) 

昨日今日入ったヘルパーさんよりもちゃんと一応できますから、ちゃんとベッドで寝かせますから。

 

部長:施設とかだとどんな感じですか?あんまりこの職員さんに手伝ってもらったりとか

 

土田さん:昔は全部僕がやってたんです。 

ある時からなんであの人にさすんだっていうことがあったりして、ヘルパーさんが全部することになった時期もありましたけども、忙しくなってやっぱりちょっと手伝ってっていうことは、もう向こうの長いこといてはる人は僕ができるのは知ってるので、よろしくお願いしますっていうのはありますよね。

新しいところなんかでも、落ちたら僕が全部動かしたりしますので。やっぱり見てると、 家族も頼りになるわって言ってくれる人はたくさんいますよ。

 

部長:社長とかだとあまり訪問美容師を今からやる人とかに関しては、あまり介護とかやらずにきるだけ施設の職員さんとやった方がいいよと、、、

 

土田さん:要するにそれでもいいとは思います。 別に持たないとできないってわけじゃないから、持たなくていいと思うんですけど。ただ、今後自分の親を見ることになればあった方が便利だよっていうのはありますよ。

 

社長:そういう感覚だよね。土田さんが言うように、 将来自分の親のこととか色々あったら、持ってたら知識として持ってた方がいいよってこと。 

それを持ったからって言って施設行って出しちゃうと事故起きた時に、土田さんの場合は状態がわかるわけじゃん。

お客さんがずっと見てるのと、スタッフさんとのコミュニケーションができてるからできるっていうとこで、出来てないところではやっぱり危ないですよね。

 

土田さん:できるだけそういう時は、ヘルパーが連れてきた時はヘルパーにここに座らせてと指示します。できるかできないか見ます。できないようやったら手助けします。移動するのにしんどそうだったら、後ろから手で突っ込んでハイって(笑)

ありがとうございますってそんな感じですね。できるんだこの人って。その次からは今度は車椅子で連れてきてよろしくって言って帰りますからね。またしてくれるのかと思ってスッと帰る人がいるんですけど、おいおいって思う時もありますけど。やらんことはないけどなって。

 

部長:でもやってくれるならやってくれた方が良いわけですね。

 

土田さん:利用者さんも僕のこと知ってるから、ものすごく安心してこっちに身を任せてくれますよね。だから女のヘルパーさんにやられるよりは、お兄ちゃんにしてもらう方が安心という人も中にはたくさんいます。

 

社長:やっぱり違うんだよね。やっぱり慣れてやっぱり若い人たちってまだまだ数やってないから。ヘルパーさんにしてもね。やっぱりコツとか全部が違うから。

 

土田さん:コツは絶対ありますよね。

 

社長:そこのコツってそれってやっぱり同じように数をやって見てきてるから、やっぱり本当車椅子でも知らないヘルパーさんいっぱいいるもん。そこ取れるんですか?って聞くぐらいやっぱ数なんだよ。

 

土田さん:どんどん車椅子もよくなってるし、どんどんいろんなタイプが出てくるんですけど、それに対応して自分のここをこうしたらできるんやなって勉強になるしね。

 

社長:勉強してんの。今の車椅子ってこんなになるんだみたいな。すごいですよね。

 

土田さん:すごい良くなってますよね。

 

社長:大阪ってあれですけど、東京はわりかた2人1組でヘルパーさん動かすようになっているから職場で腰が悪くなってとかいろんなのがあるから、意外とちょっと動かすんでもちょっと待ってくださいって言って、2人1組で動かすっていう風に今意外とこう良くなってる。

 

土田さん:その方が良いことは良いですよね。

 

社長:それだけやっぱり手とか、要は働く人の負担がやっぱりきつくなってきてるから、それをやっぱ軽減するので指導的に入ってきてんのかな。 

だからそこに来て美容師さんたちが、介護の資格があるからってやっぱりね。家帰ってハサミ持てなくなったら困るから。いやほんとですね。

 

土田さん:本当です。僕1回持てなくなったんですよ。ヘルパーしてる時にプチって、筋が切れかけた時、もうその時は本当に腕が痛くて痛くて、もうずっと病院に通っていました。 だから本当に意外と簡単な動作でそういうのになる時ってある。

重たいもん持つときは持つよって自分で意識があって、こうやって持つから大丈夫なんですけど、ちょっと側臥位にする時に、すっと背中を押すだけでプチっていうぐらいそんな時でもいうぐらいですから本当に気を付けないとそれで、腰も簡単にぐってやってしまう時ってのは同じことなんで、ヘルパーさんにも僕はよく若い子には言います。こんなんで仕事辞めて、、、

 

社長:逆に教えてあげてる。

 

土田さん:長いことヘルパーやってるとそういうこともわかってくるんでね。

 

部長:ちょっとしたカットしてる最中とか、ちょっと起こしたいなとかっていう時に介護ができると

 

土田さん:どこをどうすれば簡単に動くかっていうのはすぐわかりますから、ちょっと膝立てれば膝と肩持てばスッて横になりますし、その間に枕をパッとさせればそのまま横向いてくれてるからスーッと切れます。

 

社長:プロ級だから。

 

土田さん:簡単に寝てる人をどう動かすかっていうのは、それはもう本当に経験でないと勉強できないんで。

 

社長:もうこれはものすごくね自分たちが介護になれますからって言って、例えば訪問介護のセミナー行って起こし方とか体位交換は無理。 

やっぱり経験と勘。みんな違うからそれぞれの固まりがね、どこが弱いかってのはわからない。

 

部長:うちの場合だといかに現場の職員さんとか、介護士さんとかとうまく連携するかっていうのをやっているんですよね。それがなかなか難しい人もいるじゃないですか。美容師さんによってはなかなかコミュニケーションが取れないというか、自分で介護やって自分でやっちゃうか、どっちが良いのかなと思って。

 

社長:暗い。

 

土田さん:そんな暗い人はねもうアシスタントつけてね、その人に動いてもらうべきですよ。自分はカットだけにするべきですよ。

 

社長:素晴らしい。いっぱい同じ苦労をしてるからね。分かるよ嬉しいな。

 

土田さん:ほんとにこれは苦労はね、みんなしないと。今の人は楽だと思います。こんなに苦労しなくてもね、こんないろんな道具があってツールがあって情報があるからね。教えてくれることがいっぱいあって、それを全部やれば本当に儲かってしゃあないなって思います。

 

社長:本当にその通りだもん。答えが全部出てるんだもん。その答えを教えてくれるんだもん。それをその場でやっとけばいいだけ。

 

土田さん:そうですね。

 

部長:参考になりました。ありがとうございます。

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この記事を書いた人
有限会社ディ・アイ・シー

会社案内 昭和61年にヘアーサロンアダムを開業、1年後に出張理美容サービスを開始。7年後にはビューティーサロン「イヴ」を開店とともに、在宅向け出張理美容「アダム&イヴ」を開業。 現在、50施設以上に出張しており、月間約1700人、年間約2万人の調髪をおこなっています。